旅行にしても、留学にしても、他国に行く場合、まず悩みの種になるのがお金の事だと思います。お金の不安は誰もが必ずあたる壁の一つかもしれません。
メキシコにこれから行く予定のある方は、恐らくお金の事で不安になったり、悶々とした気持ちで過ごしたくないと思います。是非一度メキシコに行かれる前に確認して出発して頂ければと思います。
メキシコペソ
メキシコの通貨の単位はメキシコペソといいます。その時のレートにはよりますが、1ペソ日本円で6円から8円が相場になっています。
両替は日本ではしていかない方が賢明です。日本だとメキシコペソの需要がそこまでない為手数料ばかりかかって損する可能性が高いです。メキシコの場合ドルの使用が可能な場所も多いですし、ドルからペソへの両替はレートが悪くないので日本ではドルに両替してメキシコでペソに替える方がいいでしょう。
ちなみにもちろんレートの変動はありますが、現在(2017年11月)1ドルあたり18ペソくらいが相場になっています。
メキシコの紙幣は20ペソ紙幣から始まり、50ペソ、100ペソ、200ペソ、500ペソ、1000ペソ。コインは0.1ペソ(10センタボス)、0.2ペソ(20センタボス)、0.5ペソ(50センタボス)、1ペソ、2ペソ、5ペソ、10ペソとあります。0.1ペソや0.2ペソ、0.5ペソはよく不足している事があるので、ない場合少し多め、もしくは少し少なめにお釣りが返ってくることがあります。
また、どこのお店に行ってもお釣り不足が結構普通ですのであまり大きい紙幣で支払いをすると、もっと小さい紙幣はないか、と聞かれたり嫌な顔をされる事もあります。
クレジットカード
メキシコの主流のクレジットカードは2種類でVISAとMastercardです。アメリカンエキスプレスももちろん使えますが場所、店によって使えないところもあります。JCBはほぼ使えません。
クレジットカードのキャッシングももちろんATMで利用する事が出来ます。レートは1番キャッシングがいいと言われていますが、個人的にはお勧めしていません。どうしても機械なので不具合が起きることがあります。正しい金額が出なかった、入れたカードが戻ってこない、などなど頻繁でなくとも起こり得ます。
また厄介なのが、不具合が起きた時、ATMは無人なので助けをすぐに呼べない可能性もあります。建物の中のATMでも、お店の人は対処出来ずそのATMの銀行の係員を待たなくてはいけません。スペイン語でそれを説明するのってとてもハードルが高いですよね。
もちろん使うなとは言えないですが、そういったリスクがある事を覚えておいて下さいね。
メキシコ物価
日本と比べて物価は安いです。ただかなり地域差があります。観光地のような場所ではドルの使用が可能なため、バーのお酒などレストランではあまり変わらない場合もあります。スーパーマーケットの野菜、肉など食品は安いものが多いです。
当の私もメキシコに来てから野菜、フルーツを食べる機会は間違いなく日本にいる時より増えた気がします。ただプラスチック製品の物は輸入品が多いのか意外に高いです。
また生活日用品も家具などはピンキリでしょうが、何でも10万超えしてしまうような日本よりは安いでしょう。その為、ドル、ユーロ、円を使う国の人が訪れると安く感じると思います。
ただもちろんメキシコ人の給料はかなり安いのでメキシコペソで給料を受け取っているメキシコ人からすれば物価は相応と言えるかもしれません。
メキシコのお金事情まとめ
お金の事ってどうしてもシビアになってしまうと思いますが、物価は安いので日本人からしたらとても得した気持ちになる事間違いなしです。その中でも両替の仕方などを工夫する事でもっと無駄なく過ごせるので出発前にしっかり予定を立てるのをお勧め致します。