台北の夜は小籠包を食べずにクラシック音楽を楽しもう

日本の音楽市場規模は1500億円あるといわれ、そのうちクラシック音楽は2割を占めています。ところがクラシック好きの人口は、1%程度といわれ、市場に比べ人口が少ないので、演奏会は非常に高価です。

一方、台北でのコンサートの料金は比較的安く、世界の有名演奏家を楽しめるので、クラシック好きにはおすすめです。たまには小籠包を食べずにクラシック音楽を楽しんではいかがでしょうか。

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公演予定とチケットの入手法

台湾でクラッシックコンサート

ホテルで「藝文指南針」という案内書を探します。見ると漢字が多いのですが、英語と写真を手がかりにして演奏会を選びます。会場は「国家音楽廰」です。オペラの場合は「国家戯劇院」です。

予定が決まったら、チケットの購入ですが、超有名演奏家でなければ、当日券がだいたい買えます。会場まではMRT(モノレール)かタクシーです。

開演は比較的遅くて、7時半くらいが普通です。ですから、台北市内で働いている人は、ゆっくりと仕事を片づけて、それからタクシーで駆けつけても間に合います。

チケットの値段

手元の資料を見てみましょう。

曲目:シューマン マンフレッド序曲
   エルガー エニグマ変奏曲
   ショスタコービチ ヴァイオリン協奏曲第1番
演奏:国家交響楽団・ワディム・レーピン(ヴァイオリン)
会場:国家音楽廰
料金:300元(1200円)

この料金は特別団体券で特に安いのですが、ちなみに同じプログラムを日本でレーピンが演奏すると、4500円から8500円になります。

ここで驚くべき裏ワザをご紹介します。最も安いチケットで入り、開演直前になる2ベルとともに、空いている高い席に移動するのです。多くの人が移動する光景を見ると、きっとびっくりしますよ。

台湾のオーケストラ

台湾でクラッシックコンサート、オーケストラ

台湾のオーケストラをご紹介します。

国家交響楽団(NSO) = フィルハーモニア台湾
台北市立交響楽団 (TSO)
台北愛楽交響楽団 (TSPO)
長栄交響楽団(ESO)
国立台湾交響楽団(NTSO)= 拠点台中
高雄市交響楽団 (KSO) = 拠点高雄

この中で最も有名なのは国家交響楽団(NSO)です。日本でも何回が演奏しています。海外での名称は、「フィルハーモニア台湾」になります。いい演奏をしますよ。

ホテルや自宅でクラシック音楽を楽しむには

演奏会に行けない日は、ホテルや自宅のパソコンでインターネットラジオを楽しみましょう。これは世界中で聴けますので、是非トライしてみてください。

台北愛楽電台 (FM99.7)  
新竹愛楽電台 (FM90.7)
台中古典音楽台

中国語のコマーシャルが入っていて、何の宣伝か分かりませんが、それはそれで楽しめます。

台北のアマチュアオーケストラ

台湾でクラッシックコンサート、アマチュアオーケストラ

クラシック音楽を聴くだけでは物足りない人は、台北のアマチュアオーケストラに入団しましょう。

台北市民交響楽団(TCSO) 

このオーケストラはアマチュアとしては、めちゃくちゃうまいです。

このオーケストラは医声室内楽団という医師だけの楽団が前身で、そのコンサートマスターのドクターキムチャンこと歯科医の張智欽氏と、同じくコンサートマスター眼科医の高錦弘の二人がずば抜けてすばらしいのです。

彼らは「ワールドドクターズオーケスオトラ」において、コンサートマスターとセカンドヴァイオリンのトップの席に着き、世界中の医師とともに世界中で演奏しています。

TCSOの演奏会予定も「藝文指南針」に掲載されていますから、タイミングが合って聴くチャンスがあるといいですね。

執筆者:姉崎慶三郎