日本では各地方で独特の方言がありますね。そして、タイにも同じように方言があります。イントネーションの違いだけでなく、地域によってはタイ語とはまるっきり違う言語になっています。
そこで今回は、タイに住むなら必要なタイ語の方言についてご紹介します。
タイの各地方について
タイは大きく、北部、東部、東北部、中部、西部、南部に分かれます。
北部には日本人観光客や在住者も多いチェンマイ、中央部にはバンコク、アユタヤ、西部にはパタヤ、東部はホアヒン、南部には私が住むプーケットやマレーシア国境近くのハジャイなどがあります。
東北部はタイ語でイサーン地方と呼ばれていて、独特のイサーン語が使われています。これは、お隣の国ラオスの影響を受けていることからきているようで、タイ語とはかなり違う言葉となっています。
例えば、タイ人がよく使う「マイ・ペン・ライ」(問題ない、大丈夫などの意味)は「ボー・ペン・ヤング」というそうです。
タイ南部の方言
プーケットは観光地ですのでホテルやツアー会社も多いためか、各地方から働きに来る人々も意外と多いんです。
もちろん、生まれも育ちもプーケットという生粋のプーケット人もいますが、チェンマイやバンコク、ハジャイなどから働きに来ているという方もいます。
プーケットはタイ南部なので同じ南部から来られている方はそうでもないようなのですが、以前にチェンマイから来たという方とお話をしたことがあり、その方はタイ語学校の先生をされているのですが、アパートの大家さん(プーケット出身)と話していても速すぎて聞き取れないから話が進まなかったと言っていました。
確かにプーケットの人たちは話すスピードが速く、また、なまりもあるようなので、聞き取りにくかったのでしょう。
また、別のチェンマイ出身の方と話していても「イントネーションがプーケットなまりになってる」と言って笑われしまいました。私はタイへ来てからずっと、プーケットですので自分では気が付かなかったのですが、どうもプーケットなまりが身についてしまったようです。
このように、タイの北部と南部でも独特の方言があります。タイの首都・バンコクでは標準語が話されているようです。
田舎の方言
私の主人はプーケットではないですが、同じ南部出身です。プーケットも田舎ですが、さらに田舎の方で、そのせいかはわからないですが、私は義母が話すタイ語があまり聞き取れません。
また、昔ながらの田舎の方言があるかどうかもわからないのですが、主人の姉弟とはある程度お話ができるので、もしかしたらそういうことなのかもと勝手に納得しています。
まとめ
タイでも日本と同じように各地方で方言があります。
私は、ずっとプーケットにいますのであまり方言について考えたことがなかったのですが、他県の方と話して初めてわかりました。やはり、言葉はどこへ行っても難しいものです。