イギリスには数百年前の写真と変わらないような風景の素敵な田舎町が点在しています。そしてどんな小さな街にもハイストリートと呼ばれるお店やレストランが並ぶメインストリートがあります。
ハイストリートにあるお店はどれも小さな規模で日本でいう商店街のような役割を果たしていますが、日本のシャッター街のような光景は見た事がありません。どの町のハイストリートも平日は穏やかだとしても、週末にはたくさんの人で賑わい生き生きとしているのです。
そんなハイストリートに必ずある3つのお店を紹介したいと思います。
パブ
パブがなければイギリス人は生きていけないのではと思うほどイギリス人はパブが大好きです。誰かと会ったらパブ、一人でもパブ、週中でも週末でもパブ、旅行先でも地元でもパブ、何かお祝い事があっても失恋してもパブ、ととにかく何かあってもなくてもパブなのです。
私が驚いたのは男友達の誕生日パーティーに呼ばれた時に、1日かけてパブを5、6件はしごした事です。午前中からビールを飲み始めそれが深夜まで続きました。正直最後の方は帰りたかったです。苦笑
50代のイギリス人男性は「昔のパブはビールが一杯1ポンドもしなくて、友達と行ったらおごりあいっこして何杯飲んだかなんて気にせず飲めた。でも今は高くて飲んでるとだんだんお金の方が気になってくる。」と言っていました。
物価の上昇に伴いこんなイギリス人の本音もありますが、それでもパブにいる人たちはみんなとても楽しそうです。
インディアンレストラン
もうイギリスの代表料理とも言えるインディアン料理。どんなに小さな街にも必ず1件はインディアンレストランを見つけることができると思います。
そして私がいつも不思議に思うのが、イギリスのインディアンレストランはどこもテーブルにワイングラスとカトラリーがセットしてあり、ウェイターたちはタキシードを着るような少し高級感のある所ばかりなのです。日本のインディアンレストランとは少し違った雰囲気を楽しめます。
チャリティーショップ
日本でいうリサイクルショップですが、日本との違いは売り物が全て無料で持ち込まれ寄付された物という事です。そして名前の通り売り上げをチャリティーに寄付し、お店で働いている人もボランティアが多いです。
ここではときに掘り出し物に出会えたりするので、USED品に抵抗のない人にはおすすめの場所です。
まとめ
イギリスの田舎町はロンドンの大都会のイメージから程遠くのんびりしています。茅葺屋根の家や綺麗に手入れされ花が咲くお庭などは、なかなかロンドンでは見る事ができません。そして緩やかな曲線の大地に沈む夕日はどこの田舎町で見ても絶景です。
イギリス旅行に行かれる際は、ロンドンだけでなく田舎町も是非堪能してください。よりイギリスの魅力が発見できると思います。
執筆者 : Quiteña(ペンネーム)
自己紹介 : 好奇心旺盛で三日坊主。旅行、読書、田舎、自然、外国語、日本の古き良きもの等好きなものがいっぱい。