メイン州は北海道の稚内と同じくらいの緯度にあります。そのため気候はとても北海道と似ています。なんと言っても北海道は私の地元なので馴染みがありますが、寒さは苦手。冬は長くてとっても寒いです。そんなメイン州の気候や自然災害についてご紹介します。
四季のハッキリした気候
メイン州をまっすぐ南下すると、常夏のフロリダ州があります。ここは年中温暖ですが、メインは四季の移ろいがハッキリしていて、日本と同じです。でも梅雨がないので爽やかな夏の北海道と似ています。
夏は全国から観光客が訪れて本当に賑やか。アメリカの避暑地的な場所なので、夏が一番活気づきます。けれど7月はまだ肌寒く、8月になって暑さが本格化します。とは言っても気持ちのいい夏は9月までの2か月間しか続かなく、その後は段々涼しくなって紅葉の時期になります。
日本にも紅葉狩り、なんて言葉があるようにこちらも紅葉を観にやってくる観光客がいるくらい綺麗ですよ。それもつかの間、11月になったら葉も散ってすっかり物寂しい景色になります。今年はまだ雪が積もってないけど、もうすぐ雪化粧に染まるでしょう。
サマータイム
日本にはまだ馴染みがないかもしれませんが、アメリカはサマータイムがあります。11月1日午前3時に時計の針を一時間戻します。
メイン州の冬は午後四時で既に薄暗く、日が沈むのが本当に早くなります。夏は夜8時過ぎまで薄明るかったのに、冬はすぐ暗くなるし寒いしで、家に引きこもりがち。あんなにアウトドアだった夏が恋しいです。
災害は?
環太平洋地震帯に属している日本は、本当に地震が多いですよね。特に近年では大規模な地震が全国各地で多発しているので、不安になります。ただ災害に対する意識は高くなったのは確かですよね。
反対にメイン州はほとんど地震がありません。そのため1世紀近く存在している家が沢山あります。火災でも起きない限り、ずっと存続できるんですね。
地震はないけど、冬の寒さが厳しいのでホームレスが凍死したり、ハリケーンで電気が止まることもしばしばあるそうです。
数年前にも大きなハリケーンがあって、街が凍り付いてしまったらしいです。大規模な停電だったので、しばらくロウソクで夜を過ごしたり、買いだめしてあった食料で数日過ごしたとか。水道も毎年数回は凍るらしいので大変。まさに夏は天国、冬は地獄。
まとめ
初めてのメイン州の冬。どんな感じなんでしょうか。北国育ちなので、雪には慣れているけど寒いのはイヤです。義母は孫たちにこれでもか!というくらい防寒対策として冬の衣類を買いまくってくれています。
スキージャケットにスノーシューズ、冬服…。ウィンタースポーツが大好きな義兄夫婦は冬を楽しみにしていますが…。
執筆者:マイマイ(ペンネーム)