海を渡った私たちの先輩

海外に住む私たちの大先輩にあたる、かつて海外へ居住した経験のある歴史上の日本人について紹介します。

海を渡った私たちの先輩

戦争嫌いでありながら真珠湾攻撃の計画者、山本五十六(いそろく)

近年になって、映画や書籍に取り上げられ「戦争嫌いの軍人」といわれた山本五十六。第二次世界大戦の際には総合艦隊司令官として名を馳せた名将です。「何をした人かは詳しく知らないけれど名前は知っている・・・」という人も多いかもしれません。 それにし...
海を渡った私たちの先輩

モルガン財閥縁者に見初められ玉の輿、芸妓モルガンお雪(加藤雪)の国際結婚

皆さん、毎年1月20日が「玉の輿の日」だっていうことをご存知でしたか?  女性なら一度は憧れる“玉の輿婚”ですが、まだ国際結婚などほとんど例がなかった明治時代、アメリカの大富豪に見初められて国際結婚した一人の日本人女性がいました。その名はお...
海を渡った私たちの先輩

フランスで最も有名な日本人?藤田嗣治(つぐはる)

有名な画家ピカソやシャガール、マティスなど名だたる画家と並び、同時代にフランスで最も有名な日本人といわれた画家、藤田嗣治(つぐはる)をご存知ですか?  オカッパ頭に丸メガネ、派手なファッションで有名な見た目が印象に残っている人もいるかもしれ...
海を渡った私たちの先輩

津田梅子の生涯、日本初の女性留学生で日本人初ブラジャーを身に着けた女性とも

近年では「海外留学」や「帰国子女」という言葉も一般化して、外国語の習得や学術の習得のために世界各国へ渡る人も珍しくなくなりました。もしかするとあなたも留学の経験があるかもしれませんね。 今日では私たち一般人でも海外へ行って学ぶ機会が開かれて...
海を渡った私たちの先輩

世界のドクター・ノグチ、野口英世は語学の天才でもありながらお金にはルーズだったらしい

皆さん、野口英世をご存知ですか? 彼の功績を知っているというよりも、千円札に描かれている肖像画を毎日目にしているかもしれませんね。 子供向けの伝記本などを一度は読んだことがある人も多いことでしょう。 多くの人が持っているイメージとしては、「...
海を渡った私たちの先輩

日本資本主義の父、渋沢栄一

日々のニュースを見ると、企業の「データ改ざん」や「粉飾決済」、「インサイダー取引」といった不正事件が日本国内だけでなく海外でも何度も報道されています。これらは「もっと利益を増やしたい」という企業側の欲求が行き過ぎるあまり、不正行為へと暴走し...
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初めてアメリカ市民権を得た日本人、 浜田彦蔵(ひこすけ)(ジョセフ・ヒコ)

私たちにとっては毎日の習慣のように読んでいる「新聞」ですが、新聞がいつから発行されるようになったのか、だれが始めたのかを考えたことがありますか? 実は「新聞の父」と呼ばれているのは「ジョセフ・ヒコ」という人物です。 「え?そんな人知らない・...
海を渡った私たちの先輩

遭難救助でゴールドラッシュのアメリカへ、ジョン万次郎(中浜万次郎)

皆さん「ジョン万次郎」という名前をご存知ですか? 名前は知っているけれど、具体的に何をした人なのかはよく分からない・・・という方が多いのではないでしょうか?  実はこの「ジョン万次郎」、日本が鎖国中だった時代に波乱万丈の人生を送り、有名なペ...
海を渡った私たちの先輩

湯川秀樹博士に「超人的」と言わしめた、日本史上屈指の天才!空海

歴史の教科書で“真言宗の開祖”として知られている弘法大師・「空海」。真言教の聖地として開かれた「高野山」は、今日に至るまで多くの人々の信仰を集め世界遺産にも登録されています。 日本人で初めてノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹博士は、空海のこ...
海を渡った私たちの先輩

歴史上初外国で活躍した日本人、阿倍仲麻呂(あべのなかまろ)

日本の歴史で有名な、かの聖徳太子が西暦600年から何度も派遣したという「遣隋使」は、わずか38年で隋が滅び、唐の時代に入ってからも「遣唐使」と名前を変えて大陸へと派遣されていきます。 その後西暦700年頃の唐は、勢力を広げてますます発展して...