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妻とおなかの中の子を残し上海へ単身赴任、家族との連絡は

上海

会社から海外へ派遣される日本人の中には、家族を日本において単身赴任というケースも多いでしょう。妻と幼い長男、お腹の中の子供を残して、上海に単身赴任した筆者も、日本の家族を恋しく思うときがあります。一方で、インターネットが発達した現在、スカイプやLINEなどで家族との通話もやりやすくなりました。中には、便利すぎて不都合というケースもあるようですが・・・。

在宅時は無線LANでテレビ電話

日本にいるときは、残業残業…仕事仕事で帰りが遅く、妻・子供との会話も平日はほとんどなかった気がします。上海に赴任し、夜ひとりなので寂しくなる時があります。日本にいる家族にコンタクトする機会が増えました。

食事を作りながら、または、食事しながら日本にいる妻や子供と話をしています。ほぼ毎日です。距離が離れているからこそ、ちょっとした会話が大事と思います。

「なんだか日本にいた時よりも、今日はどうだった?などなど話すことがお互いに多くなったね」とお互い言っています。

赴任した当初無線LANが無かったので、PCつないでLINEの音声のみで通話をしていました。

引越しをして、無線LANがつながるとiphone「FaceTime」のテレビ電話が活躍しています。顔を見て話ができるので、私は重宝しました。

特に子供と話すときは嬉しかったです。無線LANの場合音声・画像も途切れることなく使えます。おそらく通信制限もかかったことはなかったと思います。

無線LANがつながっていない外にいるときはLINEを使って日本の友達や家族がかけてきます。外にいると音声が途切れ途切れでちょっと長電話するのはつらいです。

安定した通信環境でゆっくり話をする方が落ち着きます。

第二子が誕生しました

妻・長男・おなかの中の子供を残し上海に来ました。生まれる予定日を過ぎてもお腹から出てくる様子はなく。私は上海から北京の事務所へ出張・・・夜ホテルからLINEで妻に電話。陣痛はなどなど問い合わせるも生まれる予兆無との事・・・・。一安心。

次の日の昼間の事・・・・母親からLINEにメールあり。「うまれたよ!元気な男この子。母子ともに元気です」と。

役に立ちませんが、父親は単身赴任、第二子とはいえ不安も大いにあったと思います。

愚痴も言わずに(相手にされていなかった??笑)本当に頑張ってくれました。

北京事務所にいるスタッフにも報告し、子供の名前は何の漢字を使うかみんなで盛り上がりました。

妻と第二子の退院後、早速テレビ電話。子供を抱っこすることはできないけど、表情が観れてうれしいです。遠く離れていても身近に感じられるひと時です。

こんなご家庭もあるようです

私の知り合いですが、その方も単身赴任。彼の家では毎朝スカイプで日本の家族とつなぎ、朝食をとっているとか・・・。コミュニケーションの一環ですね。

ある方は、夜に日本の家族からFaceTime…、彼はその時来客があり、それがバレたくないご関係の様で・・・客人を必死に隠したそうです。

いろんな通信手段がありますが家族とのコミュニケーションは大事です。一昔前は国際電話での連絡。今は、ネット経由でのコンタクトと手段は変わりました。

人によっては便利すぎて・・・(日本の家族に知られてくないことが)困るなぁという方もいらっしゃいますが(笑)、離れていても家族は家族です。

日本にいる友達ともLINEの通話が多かったです。彼らとも肉声の通話は日本にいるときよりも多くなりました。国際電話だと金額が高くなります。このことをあまり気にしないで使用できる通話は本当に便利だと思います。

私の場合、家族との何気ない話を日本にいるときよりも多くの時間を持てるのは良かったと思います。

一時帰国すると妻に怒られる・・・

しかし、いつもは穏やかですが、妻から怒られることもあります。

私が年に数回一時帰国する時です。

子供(長男)の笑顔が見たくて、おもちゃを買い与えることです。家に帰ると翌日には、長男とおもちゃ屋さんに行きます。戦隊ヒーローものの大きなロボット等を買います(おもちゃにしては高いです6千円~9千円します)。

妻からすると、「教育上よくない、欲しいものがイベントでもないのに手に入る」という子供に育ってしまうから嫌だそうです。(そもそも妻には何も買わないことを怒っているのか??とりあえず帰国時に中国でもらったお金を日本円に換金し妻にわたします)。

私としては、無駄遣せずに貯蓄したお金を少しでも家族に使ってもらいたいと思い、渡しています。黙っていれば自分のお小遣いにもできるのですが。苦労をかけているし、私が中国で一生懸命頑張れるのは、日本の家族がいてくれるからと思います。できることは、お金を渡すことくらいなので・・・。

とにかく一時帰国の際は思い切り家族の時間を大切に過ごします。

執筆者:ユウ カジマ(ペンネーム)

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