海外生活で気になるのは、食事です。いくら好んで海外に出た人でも、和食が恋しくないという人はいないのではないでしょうか。海外駐在員として上海で暮らす日本人の食生活とはどんなものなのか、垣間見てみます。
毎晩の食事はどうしようか?
赴任するための準備期間は、ホテル住まいの外食です。
日本人スタッフと居酒屋 白木屋のコースで食べ放題 飲み放題です。値段は200元 それに同行した人は焼酎をボトルで頼むので、プラスアルファかかります。一見安いように思いましたが、毎晩続くと飽きてきますしお金も続きません。
私が住んでいたところは打浦橋駅の近くです。駅の近くにはショッピングモールがあり、回転寿しや鍋屋さんなど食べるところは豊富にあります。
でも毎日外食ではお金が貯まらない、、、。
お恥ずかしい話、うちの会社の海外生活する手当では、毎晩外食では上海で生活するにはちょっと厳しいです。節約して、日本に残った家族のために少しでもお金を持って帰りたいと思っていました。
生活用品購入場所発見
住んでいるマンションの近くにスーパーを発見!冷凍食品から野菜などの食材、生活雑貨など揃っているし、駅前のショッピングモールには10元ショップもあり食器など調達可能でした。10元ショップ感謝です!
引越し当時は電子ジャーが無く、土鍋を購入少し高かったのですがご飯を炊きたくて購入。お米は近所の市場で購入し、なんとか自炊できる環境になりました。
海外駐在員は、体調管理が一番大事!!。食事をきちんとしないといけませんよね。
日本のちょっとした食材が恋しくなって・・・
住み始めて数週間・・・納豆が無性に食べたくなりました。近所のスーパーには日本食材は売っていない。
ショッピングモールには味噌や、醤油など日本の調味料は売っていますが・・・、納豆はない。パスタもインスタント麺も飽きてきちゃいました。
うーん納豆食べたい。すぐに手に入らなければ入らないほど食べたくなってきます。
私は、その辺の屋台で(日本の方からすると汚いと思われるところ)ご飯を食べたりするのは全然平気な方です。だから、食事には困らない!!なんて勝手に思っていました。
困ったときは、ネットで調べよう!!・・・人民広場駅から徒歩で行ける「上海第一百貨店」ここなら散歩がてら(1時間はかからない位、帰りは地下鉄で帰ってこられる距離)いけると思い、休日に行きました。
日本の物が、近所のスーパーよりたくさんあるある!でも高いです。そして、納豆発見!納豆ありました!食べたかったので値段は見ていません・・・。冷凍の納豆で中国製?です。温かいご飯に納豆と味噌汁・・・買いに行って良かった~。
食べたいものをようやく手に入れ、幸せのひと時・・・。でも、美味しいものを一人で「おいしい」と食べるのって少しさみしい気がします。こんなとき、いつもそばに居た家族のことを思い出してしまいます(涙)。
納豆後日談・・・
会社で日本人スタッフに納豆の話をしたら「そんな遠くまで行かなくても 会社の近くにあるスーパーに売っているぞ」とのこと。なんだ・・・、最初から聞いておけば良かった・・・、自分で調べるのもいいけど、長く住んでいる先輩に聞いたほうが早いこともあります。
生活用品を購入するのは比較的困りません
ネットでほしいもの調べるとたいてい出てきますし。上海の日系デパートなら調味料などは、本当に良くそろっています。
日本の物にこだわるとやっぱり値段は高いです。
調味料さえ揃えてしまえば、食材は近所のスーパーで普通に購入し自炊しました。
上海でも「ネットスーパー」があります。私は利用しなかったのですが(理由は届けてくれる時間帯に家に居なくてはならないので、だったら気分転換がてら買い物に行ってしまいます)、ネットで注文し家まで届けてくれるシステムは、便利に思います。
料金はともかく、日本人スタッフが上海に来るとみんな口にします。「このお酒売っているんだ・・・」「これ買って帰ろう」と・・・。やはりみんな時々日本の味が恋しくなるようです。
執筆者:ユウ カジマ(ペンネーム)