海外で働いてみたいという方は結構いらっしゃると思います。自分のスキルを試したい、日本を脱出して新しい自分を発見したい、今の自分を変えたいなど、人それぞれいろんな動機があるのではないでしょうか?
また、実際、海外で働くことの不安もあると思います。プーケットに限ってしまいますが私の海外就職体験、プーケットでのお仕事事情をご紹介します。
どんな仕事があるのでしょうか?
私の場合、初めてのプーケットでのお仕事はリゾートホテルのゲストリレーションでした。
主に日本人観光客の方々のホテル滞在中のお手伝いがお仕事です。仕事内容は多岐に渡りチェックイン、チェックアウト時のサポート、プーケット内の情報提供、通訳などがあり、また各国からのゲストの対応もしますので英語は必須です。
その後、日本人経営の旅行会社でお仕事を始めました。こちらも日本からのお客様からのツアーやホテル予約の受付、手配を電話やメールで対応、直接お客様にお会いしてツアーのご説明などのお仕事がありました。こちらの場合は、お客様はすべて日本人ですがスタッフとのコミュニケーションは英語よりもタイ語が話せれば助かると思います。
ただ、バンコクとは違い、現在プーケットでは日本人の求人募集がほとんどなく、欠員補充で募集をするという感じです。求人については在住者の中での口コミで情報をもらったり、プーケットの日本人会サイトに掲載されたりします。
タイで働くためのビザ
タイで仕事をする場合、ビジネスビザが必要となります。もし、タイ人の方と結婚されている場合には配偶者ビザでも大丈夫です。
ビジネスビザは会社から必要書類をもらい日本のタイ大使館、領事館やタイの近隣諸国のタイ大使館、領事館で発行してもうことになり、タイ国内ではビザの新規発行はできません。
また、タイで働く際にはビザだけではなく労働許可証が必ず必要です。(配偶者ビザの場合も同じです。)これは就職先の会社が手配します。もし、会社が手配してくれない場合は、その会社での就職はやめておいた方がいいでしょう。労働許可証がないとわかれば不法就労で警察のお世話になってしまいます。
プーケット女性はえらい
プーケットの女性は働き者というイメージがあります。日本と違い、産休は90日間で出産予定の1週間前まで働いて、出産後3か月も経たないで職場復帰をします。これには、ちょっとびっくりしてしまいました。
また、ホテルで働いているときには、女性のマネージャー職の方も多く、プーケットは女性が支えているんじゃないかと思えました。
でも、やはり日本人特有の真面目な気質からみると、ゆるい部分もあり「えっ、それでいいの?」ということもあります。長くいるとそのゆるい部分が浸透してくることもありますが、社会人としての最低限のマナーは守っていきたいものです。
まとめ
プーケットでのお仕事はほとんどが日本からの観光客の方の対応となると思います。そのため、仕事に関するスキルもそうですが、日本人ならではの勤勉さ、きめ細かい配慮なども忘れないようにしたいものです。
また、仕事ではもちろんですが職場仲間とのコミュニケーションを円滑にするためにも英語、もしくは現地の言葉が必要になってくると思います。
私は、なんちゃって英語&タイ語でこれまでやってきましたが、もっと勉強しておけばよかったと思う事がよくあります。言葉はコミュニケーションを取るための大事な手段の一つだなと痛感しています。
執筆者ペンネーム:ちょんぷー
タイ語もわからずタイに来て、1年のつもりがあっという間に10年以上が経ちました。未だに四苦八苦しながらもゆるい感じで生活してます。