ファシリテーションとは何か?そのメリット

ファシリテーション外国人チーム構築

「うちの会社は会議が多い・・・」とか、「あまり意味のない会議に参加するくらいなら仕事の時間が欲しい・・・」という愚痴を聞くことはありませんか?

実際、誰もほとんど発言しないまま会議が終わる、なかなか意見がまとまらずダラダラと会議が長引く、など多くの人が有益だと実感できる会議は少ないようです。そんな問題を解決するために近年では「ファシリテーション」と呼ばれるスキルが求められています。

あまり聞きなれない言葉ですが「ファシリテーション」とは何でしょうか? 今回はそのメリットについてまとめました。

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「ファシリテーション」とは何か?

ファシリテーション(facilitation)とは、人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶよう舵取りすること。集団による問題解決、アイデア創造、教育、学習等、あらゆる知識創造活動を支援し促進していく働きを意味します。その役割を担う人がファシリテーター(facilitator)であり、会議で言えば進行役にあたります。
出典: 特定非営利法人日本ファシリテーション協会

近年のグローバル化によって、ビジネスの場でも多様な背景や文化を持つ多くの人が集まるようになってきました。

このような中で色々な人の発言を促して出てきた意見を取りまとめ、最終的に協働できるような結論に到達できるように司会進行するスキルを「ファシリテーション」といいます。そのような役割を果たす人は「ファシリテーター」と呼ばれます。

「ファシリテーション」のメリットとは?

全員に当事者意識が芽生える

会議には複数の人が集まりますが、しっかりとファシリテーションが行われていない会議ではいつも一部の人だけが発言し、それ以外の人たちはいつも聞くだけ・・・というような白けた会議になってしまうことがあります。

それは、「どうせ自分が発言したところで聞き届けられるはずもない」という意識がメンバーにあるからかもしれません。

ところが、上手なファシリテーターはどのような役職にあるメンバーの意見も否定することなく聞くことができるため、「誰がどのような意見を述べてもファシリテーターに聞いてもらえる」という確信を持つことができるようになり、“一部の人だけの会議”から“全員の会議”になります。

こうして誰もが当事者意識を持った自由闊達に発言できる活発な雰囲気を作ることができるのです。

最善の結果を出せる

ファシリテーションが行われていない会議では、リーダーや上司など一部の人たちの意見しか引き出せない場合が多く、本当の意味で想像力のある結論に至ることができず“守りに入った無難な”結論に留まってしまうリスクがあります。

ところがファシリテーションが行われて会議の参加者による様々な意見が出されることによって、これまで気づかなかった現場の声や問題点、より効果的な方法などの“気づき”が生じて最善の結論に至る可能性が高まります。

全員が納得できる

ファシリテーションが上手く行われていない会議の場合、リーダーや上司の意見が結果に反映され参加するほとんどのメンバーの意見が取り入れられていなかったり、意見は言ったけれど多数決で決められてしまったり・・・。

「反対するわけではないけれど、なんとなく結果に納得できない」ということがあるようです。

その点上手くファシリテーションが行われると、当事者意識を持った参加者たちが自由に意見を述べ、たとえ少数意見であってもその中からも良い点を取り上げながら結果へのプロセスをひとつずつ踏み進めることで、総合的に満足感のある結果を生み出すことができます。

つまり、「一方的に意見を押しつけられた」と感じることなく「みんなで話し合って決めた」と感じることができるのです。

ダラダラ長引かない

「会議は長引くもの」というイメージが多いものです。自分の意見を延々と述べる人がいてなかなか会議が進行しない場合や、一つの議題に時間がかかりすぎてすべてを終わる時間が全然足りない場合など、一定の時間内に会議を終わらせるのは難しいのです。

しかし良いファシリテーターがいると予定の時間内に会議が治まるように議論の段取りを組み立て、出てきた様々な意見を取りまとめて整理することができるため、時間のムダ使いを防ぎ予定された時間内で会議を終わらせることができます。

有意義な会議にはファシリテーションが不可欠

会議でよくありがちな「一部の人だけが話し合うつまらない会議」とか、「ダラダラと長引いていつまでたっても終わらない」という問題。

しっかりとしたファシリテーションが行われたら、参加者が当事者意識を持ち自由闊達な発言をして、参加者全てが納得できる有意義な会議を行うことができるようになります。

そのために必要な“ファシリテーションスキル”は、今後ますます企業で求められるようになることでしょう。すでに管理職にある人はもちろんのこと、あなたが一般社員であっても見に着けておくと絶対に役立つはずです。

ビジネススキルの一つとして、すべての人がこのスキルを取得できるようにしたいものですね。

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