外国人スタッフに対してやってはいけないNG行動

チームワーク外国人スタッフ管理

企業のグローバル化に伴って外国人上司や外国人部下、外国人の同僚など様々な立場で日本人以外のスタッフと仕事をする機会が増えてきました。

スタッフそれぞれの国が異なれば文化や習慣も異なり、ひとつの国の常識が別の国では非常識になってしまうことがあります。これまでのように日本人スタッフだけで働くのとは違い、外国人スタッフとともに働く際には外国人スタッフの文化を尊重する必要があります。

そこで今回は、外国人スタッフにしてはいけないNG行動をまとめました。

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容姿に関するコメント

日本では、女性に対して「かわいいね」とか、男女関わりなく「ちょっと痩せた?」など、身体的なことを話題にすることが頻繁にありコミュニケーションのひとつとされています。また、テレビなどではお笑い芸人の容姿に関して「ハゲ」とか「ブス」などと言って笑いを取ることも一般化しています。これらはどちらも外国人スタッフに対してはNG行動です!

例えば、外国人スタッフに「かわいいね」と言うと、たとえ褒めるつもりであっても言われたほうは「子供っぽいっていうこと?」とバカにされたように受け取られることがあります。

また、「鼻が高いですね」とか「細いですね~」いう言葉も、言われる側はコンプレックスに感じていることがあります。単一民族からなる日本人とは異なり「美の基準」は国や文化などによって様々です。ましてや容姿をけなすのは絶対にタブー。

日本人には冗談で通じるかもしれませんが、外国人スタッフに対しては絶対にNGです。

年齢を尋ねること

日本人にとって相手の年齢を尋ねるというのは、目上と後輩に対して敬語の使い分けをする判断基準となる重要事項です。さらに日本の企業では“年功序列”が一般的で、年齢を知るとある程度の社会的地位や所得など相手のことを判断するきっかけになります。

もちろん日本でも「女性に年齢を尋ねるのは失礼だ」という感覚はありますが、外国人スタッフに関しては男女を問わず年齢を尋ねるのはNGです。義務教育と年功序列の日本とは異なり欧米では“飛び級”や“能力主義”が主流で、年齢を尋ねても意味がないことが多いのです。

年齢を尋ねると外国人スタッフは「老けているって言いたいの?」など、変に勘繰られてしまうことになりかねません。特に女性に対して年齢を尋ねるのは絶対にNG!です。気をつけましょう。

人前で叱ること

日本では義務教育の段階から先生などに教室などの人前で叱られることが当たり前に育ってきました。このような背景から日本の会社では、上司が部下をみんなの前で叱ったり注意したりすることがよく見られます。

その行為には「周りにいる社員への警告や戒め」の意味も含められている場合があるようですが、個人の尊厳がとても尊重される外国人スタッフにとってはNG行動です。

たとえ上司と部下という関係であったとしてもお互いに尊重することが求められています。ですから「人前で叱られることで恥をかかされ自分の尊厳が傷つけられた」と受け取られてしまいます。

ですから何か注意をする時には人の目のないところで個別に行うようにしましょう。ましてや大声で怒鳴り散らすのはもってのほかです!

目を合わせない

日本人は他の国々とは異なり、ビジネスシーンでも日常生活でも人と目を合わすことが苦手だとされています。むしろ目が合った場合はさりげなく視線を少しそらすことが多いようです。この行為は外国人にとってNG行動になります。

海外ではほとんどの場合相手の目を見て会話するのがマナーですし、知らない人でも目が合ってから視線をそらすのはマナー違反。もし目が合ったら軽く微笑んだりあいさつを交わしたりするのが礼儀です。

なかでもビジネスシーンでは、相手の目を見ずに話をすると「不誠実な人」・「配慮がない人」だと思われて相手に不信感を与えてしまいます。外国人スタッフと話す時にはアイコンタクトを取りながら話すようにしましょう。

少し場面は違いますが、日本の職場では上司が部下からの報告を聞く時や会議中など、重要な話を真剣に聞く時に目を閉じ腕組みをして聞く姿、時々見かけませんか?

私たち日本人にとっては目を閉じて話を聞く姿は「話に集中しようとしている」と理解することができますが、外国人スタッフにとっては「こちらの意見を聞く気がないのだ」とか「人の発言を無視して居眠りしている」と受け取られることがあります。

このような場合にも外国人スタッフの目を見てしっかりと話を聞く必要があります。

日本の常識は世界の常識ではない

私たち日本人にとっては全く悪気がないちょっとした褒め言葉や冗談であっても、外国人スタッフにとってはタブーに当たることがあります。

また日本では全く問題がない行動が、外国人スタッフにとっては受け入れがたい大問題だということもあるのです。

古くからの日本の文化をすべて否定する必要はありませんが、外国人スタッフと働くときにはそれぞれの国の文化や背景を十分に考慮して、相手に不快感を与えないようにする配慮が必要です。そのために最も大切なのは「思いやり」ではないでしょうか?

自分が思っている“普通”が、外国人スタッフにとって“不快”ではないかと一度立ち止まることができますか? このようにして外国人スタッフともスムーズなコミュニケーションを図りたいものですね。

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