チームリーダーとして必要な5つの資質

アイデア外国人チーム構築

皆さんは「チームマネジメント」という言葉をご存知ですか? これは管理職の立場にいる人だけではなく、ある程度のスキルを持ち経験を積んだ社員に“チームリーダー”としての役割を与えて、特定のプロジェクトや現場を引っ張り、全体としてより大きな成果を上げるという考え方です。

「チームリーダーに任命されたけれど、どのようにチームをまとめればいいのか分からない・・・」という人も多いかもしれません。そこで今回は、チームリーダーに必要な資質についてまとめました。

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チームリーダーの役割とは?

「チームリーダー」とは、特定のプロジェクトや目的のために働く“チーム”のマネジメントを行う人のことです。チームリーダーは、メンバーに指示を出して仕事をさせるだけではありません。

多くの人がイメージしている「チームリーダー=指導力」だけでは不十分なのです。また、ひと昔前のように「リーダー自らが率先して働いて、メンバーについてこさせる」というものでもありません。

チームリーダーは、会社(上司)から求められている指示をメンバーに理解してもらい、メンバー全員と達成すべき目標を共有して働くように導く役割があります。

さらに、メンバーの能力や働きぶりを見て評価し、自分が持つスキルを教えて成長できるように助けることが求められます。このようにチームリーダーは、メンバーがスムーズに仕事ができるような環境を整えたり、各メンバーの能力を最大限に引き出したりすることが求められるのです。

チームリーダーに求められる資質

広い視野を持つ

チームリーダーは自分自身のことやメンバーのことだけでなく、会社の方針や上司からの指示といった組織全体についても視野に入れることが必要になります。

自分がチームのメンバーとして働いていた時は自分の仕事の進捗具合を考えるだけでよかったかもしれませんが、リーダーになると「チーム全体としてどのように会社に貢献できるか」を考える必要があるのです。

会社(上司)からの意向とメンバーたちの仕事ぶりとの全体的なバランスを見ながら「チームの動きが全体にどのように影響を及ぼすか」「なぜこのような結果になったのか」を予測しフォローする必要があります。

さらにチーム内の状況を常に把握し、メンバーにとってどうすれば仕事しやすくなるかという視点で物事を考えるようにするなら、メンバーからの信頼も強まります。

高いコミュニケーション能力

コミュニケーション能力というのは、“話し上手”というだけではありません。

チームリーダーはメンバーにプロジェクトの内容と目的、そのための目標やそれぞれの果たすべき役割などをハッキリと伝える必要があります。それだけではなく“プロジェクトを行う理由”や“それによってもたらされる成果”、“現在のチームの状況”などの具体的なポイントをメンバーに理解してもらうことも大切です。

これらをチームメンバーにうまく伝えるためには、ダラダラと資料を読み上げるのではなく、内容を簡潔に分かりやすい言葉で語ることが求められます。

さらにチームを構成するメンバーの個性もさまざま。メンバー個人と意見を交換できるようなコミュニケーション能力が必要です。こうしてチームメンバーそれぞれが「自分は必要とされている」と感じられるようにすることが大切です。

総合的な判断力

「判断力」とは、目の前にある様々な状況を分析してその中から最も優れた選択をする能力のことです。チームリーダーは、初めにチームの目的や目標、それぞれの役割を伝えてメンバーを一定の方向へ導いていくのですが、物事が常に順調に進むとは限りません。

「納期が早くなった」「メンバーが辞めてしまった」「メンバーが大きなミスをしてしまった」など状況は常に変化していきます。このような事態にどのように対応するかの判断がチームリーダーには求められます。

プロジェクトの目的と達成、メンバーの状況の変化に合わせて素早く判断し、メンバーに必要な支持を与えることでメンバーから信頼されるリーダーになることができるのです。

強い責任感

チームリーダーはメンバーが進めた仕事が上手くいかなくてもその責任を取る覚悟が必要です。“プロジェクトが成功した成果は自分のもの”、“失敗は部下のせい”という風に自分の都合のいいようにはいかないのです。

だからといって、メンバーに仕事を任せずに一人で抱え込んだり、部下の行動を逐一細かく指図したりしていてはチームとして成長できませんし、何よりメンバーは「自分はリーダーに信用されていない」と感じてしまいます。

チームリーダーに必要な責任感とは、メンバーそれぞれに方針や目標を伝えてある程度自由に仕事に取り組んでもらい、自分もチームをサポートしフォローしながら“最終的な責任はリーダーである自分が取る”というものであるべきです。

部下を育てる能力

良いリーダーというのは、“自らが率先し誰よりも仕事をこなして手本になる”というものではありません。自分の成果だけを考えていてはチーム全体の能力を高めることはできません。

本当に良いリーダーは、ただ手本を見せるだけでなく“自分が持っているスキルや知識を伝えて部下にやらせてみる”、“フィードバックを行う”、“部下の良いところをよく褒める”といったプロセスによって部下を成長させます。

また、部下にはそれぞれ個性があり能力や性格が異なるものです。マニュアル通りの指導ではなく個人に合わせた指導ができるように一人一人の長所を見極め、良い点を伸ばせるように意識しましょう。

こうして部下を上手に指導していくことによってチーム全体の能力がアップして作業効率も高まることでしょう。

「仕事ができる人=チームリーダー」ではない

今回はチームリーダーとして必要な5つの資質についてまとめました。

チームリーダーに求められているのは、“誰よりも仕事ができる人”というわけではないのです。またチームリーダーとして“一定の技術”を学べばよい、ということでもありません。どれほど優秀で技術があっても、冷たくてロボットのような人間に人はついていきたいと感じないものです。

そこには「プロジェクトを成功させたい」という熱意や、メンバー個人に気を配る優しさ、メンバーが失敗した時でもカッとならずに論理的に説明し、時には辛抱することなど人を惹きつける性質も関係しています。

現在チームリーダーとして働いている人、これからチームリーダーになる可能性がある人は何か自分に足りないところはないか検討してみてはいかがでしょうか? より一層チームリーダーの資質を身に付けて「この人についていきたい!」と思われるような上司になりたいですね!

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