従業員を惹き付ける経営者の資質とは

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経営者として組織を引っ張っていこうというときには、その態度と意識が大切です。

経営者であるならば、従業員が「この人についていきたい!」と感じられるような資質を身に着ける必要があります。今回は、「従業員を惹きつける経営者の資質」についてまとめました。

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高いコミュニケーション能力

経営者には自分の考えやビジョンを的確に社員に伝える能力と、会社の中にいる様々な価値観や文化的背景をもつ社員たちの状況や気持ちを読み取る能力が欠かせません。これらはどちらも“コミュニケーション能力”に含まれています。

経営者として、自分の気持ちや要望を一方的に押しつけるだけでは不十分。従業員一人一人の声や現場の声を聴く努力をし、相手や状況に合わせた柔軟な対応をすることによって良いコミュニケーションを図るなら、従業員との信頼関係が築き上げられます。

従業員が「この人は自分たちの声を聴いてくれる」と感じられる経営者になるなら、社員も会社のために精一杯応えてくれることでしょう。実際、業績が良くない会社ほど経営者と従業員とのコミュニケーションがうまくいっていないといわれています。

柔軟性

顧客のニーズや市場の移り変わりなど、経営には変化がつきものです。そのようなときに自分のやり方や古い考え方に固執していては経営が悪化する可能性があります。

柔軟性がある経営者なら、状況や時代など会社を取り巻く環境の変化に柔軟に対応し、顧客のニーズに合わせた商品やサービスを生み出すことができます。また柔軟性があるなら、従業員など他の人が提案する意見やアイデアを受け入れて自分のやり方を変化させることができます。

このように“柔軟性が”ある経営者は他の人の意見を否定せずに学ぼうとするので、従業員たちも会社のために働く意欲を持つことができるようになります。

常に謙虚であること

「経営者」や「社長」と呼ばれるようになると偉くなったように感じて、人の意見を聞き入れなくなったり態度が横柄になったりする人もいます。このようなタイプの人は自分だけで会社が成り立っているのではなく、支えてくれている従業員や取引先、顧客のおかげで自分が経営者の立場でいられるということを忘れてしまっているのです。

謙虚な経営者は、自分が多くの人に支えられていることを十分に認識し、謙虚に人の意見を聞くことができるようになります。逆に、自分に足りないところを学ぼうという姿勢をいつまでも持ち続ける“向上心”につながります。このような経営者に従業員は惹きつけられるはずです。

常に感謝すること

経営者としての経歴が長くなるほど「自分はこんなに頑張っているのに、社員が思い通りに働いてくれない」という気持ちになることが増えるかもしれません。そこで、社員に「もっと頑張れ」とか「成果を上げろ」と叱咤激励の声かけが増えていませんか?

もちろん時と場合によってはこのような励ましも必要なこともあるでしょう。けれども、本当に社員はちゃんと仕事をしていないのでしょうか?

実際には社員各自は責任感を持って仕事をしているのに、経営者と社員の間の“温度差”が組織力を低下させているのかもしれません。そのようなことにならないためにも、日頃から社員の働きに感謝の言葉を掛けることが大切です。

そのようにして「自分の働きも感謝されている」と従業員一人一人が感じられるなら、「この人のためにもっと頑張ろう」というモチベーションが上がることでしょう。

資金管理能力

これまでにあげた経営者の資質のほとんどは社員とのコミュニケーションに関わるものでしたが、さらに重要な資質として“資金管理能力”があげられます。会社を運営するためには目先の利益を考えるだけでは不十分。

現金の出入りをしっかりと把握し、売り上げ・必要経費・給料などに必要な資金など、会社の資金繰りが滞りなく行われるように管理しなければいけません。このような安定的な資金管理が行われていないと、給料未払いや債務超過などのトラブルが生じ従業員が安心して働くことができなくなります。

たとえ税理士や会計事務所などに会計のことをお願いするとしても、重要な決断をする経営者自身も資金管理ができるようにしておきましょう。

従業員を惹きつけるのは人間的な魅力

今回は従業員を惹きつける経営者の資質についてまとめました。経営者として資金を管理する能力や新しい発想力なども重要ですが、従業員の意見を聞き入れる柔軟性や謙虚さ、周囲に対する感謝の気持ちなどの“人間的な魅力”が大きいのです。

このような資質は、経営者になったばかりの頃には誰もが持っているものなのですが、年月が過ぎて会社が大きくなってくるといつの間にか忘れ去られることがあります。

本当に成功する経営者は、会社は決して一人で成り立っているのではなく、多くの社員や取引先など多くの人たちの支えがあることに感謝することや謙虚に意見を受け止める必要を認めます。

このような人間的魅力が従業員を惹きつけ、組織力が高くなって一層いい会社になることでしょう。

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