微笑みの国と称され、常夏の国、おおらかな国民気質、日本人が訪れたい国の上位にいつもあがっているタイ。気が付くとタイ在住歴が15年になっていました。
タイに来るまで、また来てからもいろいろと思うこと、考える事がありますが日本での会社員生活や転機、きっかけ、タイに来てからの仕事について僭越ながら綴らせていただきます。
1.日本での仕事や生活
日本では大阪の百貨店勤務をしており、その百貨店の先輩に旅行好きな方が多く、そんな先輩方に連れられて自身初めての海外旅行がニューヨーク、その後、海外旅行の魅力にはまり、年に1〜3回、会社の休みを利用し海外旅行へ出かけるという、今思えばすごく贅沢な生活をしていました。
英会話を習い始めたのも海外旅行がきっかけでした。
そんな楽しいこともありながら会社員生活にはストレスもあり、ある時体調を崩し、仕事を続けるのが難しくなり残念ながら会社を辞める決断をしました。
2.タイに行くきっかけ
退職してすぐは、体調もあまりよくならず、でも、転職先を探すことも始めないとと少々焦りもありました。
そして退職してから約1年程経った頃、いろいろ長い時間考え、海外旅行をしていた時だけは体調もよく、元気になって帰ってきていたというのもあり、どこか空気のきれいなのんびりした場所で働いてみたいと思うようになりました。
取り敢えず1年程度そんな場所で働ければと思い、行先をリサーチ、検討し、以前にも渡航歴が3回あり、そこそこ知ってるし、食事も私に合うタイ、プーケットに決めました。
決めてからの行動は早く、約2か月後にはプーケットの地に降り立っていました。
3.プーケットでの初めてのお仕事
プーケットでの初めてのお仕事は、リゾートホテルでの日本人観光客の方のお手伝いをするゲストリレーションでした。
タイ語は全く話せなかったので、タイ人スタッフとのコミュニケーションや日本人のお客様以外にも各国からのお客様への対応もありましたので、最低限の英語が必要です。
私は日常会話程度の英語力で、仕事となると難しい場合もありましたが、毎日、必要に迫られて英語を話さないといけない環境にいると徐々に慣れていきました。
タイ語についても同様でこれも毎日少しずつ覚えていき、今では買い物やレストランでの注文、支払い関係、お役所関係は一人でなんとかかんとかやっています。
4.まとめ
日本での会社員生活のストレスから体調を崩し、1年だけのつもりでタイ、プーケットにきたものの、結局15年住み続けることとなり、観光だけではわからないプーケットのいい所も悪い所も段々とわかってきました。
自宅は山側にあるので家から海こそみれないですが、ハイビスカスやプルメリアといった南国の花やバナナやジャックフルーツ、椰子などの木が自宅そばにあり、自然を感じ癒される生活はとても有り難く思います。
また、自分の我儘で自分に行きたい道を反対せずに選ばせてくれた家族には感謝しており、足を向けて寝れません。今の私がいるのも家族のおかげと思っています。
執筆者ペンネーム:ちょんぷー
タイ語もわからずタイに来て、1年のつもりがあっという間に10年以上が経ちました。未だに四苦八苦しながらもゆるい感じで生活してます。